団員紹介

合唱のプロになるため、東京藝術大学に入学しました。在学中には大学の先輩が立ち上げた合唱団に入団し、海外の合唱コンクールや合唱フェスティバルに何度も参加しました。
大学卒業後は音楽活動の中で出会った仲間たちと混声、女声、男声の３つのアンサンブルを結成し、リーダーとして活動をしてきました。
そんな活動が目に留まったのか、芸大時代の知人に白ばら会の指揮者として推薦していただき、若い大学生の皆さんと一緒に熱意を持って音楽に取り組んでいます。吸収力のある皆さんとの音楽の時間は非常に楽しく、大切な時間です。

合唱を始めたのは大学2年の秋からで、高校の友だちに誘われたのがきっかけでした。それまでは中高とずっとバスケ部で音楽経験もなく不安でしたが、白ばらの人はみんな暖かく、指導も面白くてすぐにハマり、あれよあれよという間に気がつけば団長になっていました。今年度はオンライン合唱祭に参加させていただくなど、活動の幅を広げていきたいと考えています。
　大学では開発経済学を学ぶゼミに所属しています。去年はタイでフィールドワークを行い、農村でのドローンの普及について調査しました。タイ語って難しいんですよね。「อร่อย」(おいしい)だけ喋れるようになって帰ってきました。でもほんとにごはん美味しかったのでぜひまた行きたいです。
好きな合唱曲：『混声合唱とピアノのための 地上楽園の午後』より「方舟時代」

このページを開いてくださった皆さま、はじめまして。東京大学白ばら会合唱団学生指揮者の静間彩乃と申します。
　私は中学生の頃に、後に母校となる高校の学校説明会で音楽部の合唱を聞き、そのハーモニーの美しさに衝撃を受けたのをきっかけに、高校で合唱を始めました。それからはすっかり合唱の魅力にハマり、いまやこうして学生指揮者を務めるまでになりました。
　私自身は合唱経験者でしたが、白ばらには合唱未経験で入団してくださる方も沢山います。そこで、毎回の基礎練やアンサンブルでは、未経験者も経験者も皆でレベルアップしていけるよう、わかりやすく説明しながら行うことを心がけています。たとえば、声が反響する場所(共鳴腔)など、イメージしにくいことに関しては図をつけた資料を作成し、参照してもらえるようにするなどの試みも行っています。
　白ばらでは合唱経験の有無に関わらず、皆が音楽を、合唱を楽しめる環境を大切にしています。少しでも興味を持ってくださった方、私たちと一緒に歌いませんか？共に合唱の奥深さを味わいましょう。